伝説と浪漫の地に受け継がれるおもてなしの心

当館は遠く平安の昔より戸隠山の宿坊として歴史を重ね、明治38年に旅館として創業致しました。
戸隠神社参拝・戸隠高原観光の拠点として皆様に親しまれております。
どうぞ、ごゆるりとお寛ぎくださいませ。

和の四季を感じる空間

玄関を入ると、そこは静けさの中にやすらぎを感じさせる落ち着いた空間。

広々としたロビーや廊下には季節の山野草や可憐な花々を飾り、屋内に居ながらも四季を感じさせる
演出をいたしております。


お部屋のご案内

ゆとりある純和風のお部屋は全14室ございます。
窓の外には日本庭園が広がり、旅でお疲れの皆様の心を癒します。
流れる時間を忘れてしまうような、静寂と寛ぎのひとときをお過ごしください。

客室名:夢 東館10畳+7畳 (二間続きのお部屋です。)
こちらの客室の欄間には、源氏物語の一場面が描かれております。

 


客室名:風・月(2部屋あり) 東館12畳

客室名:雲・花(2部屋あり) 東館8畳

客室名:おだまき 西館2階10畳
平成24年4月リニューアル

客室名:時雨・霞 西3階 10畳


和洋室「楓」

平成24年4月リニューアル(和室7.5畳+和風洋室)


窓の外に広がる日本庭園

お部屋の窓から見える庭園が美しく、
やさしい灯りに包まれた雅なる和空間が落ち着いた館内。

きめ細やかな心の和む丁寧で親切なおもてなしで、
戸隠ならではの歴史と文化にふれながらゆっくりとした旅をお楽しみください。

戸隠は今でも屋根の厚い旧宿坊の家並が残る標高1200mの高原。
2階屋上庭園には、四季毎の山野草が咲き誇る。


御風呂

殿の湯・姫の湯共にひかえめな浴槽ですがゆったりお入りいただけます。戸隠のそばが美味しいのもこの水のおかげです。
■ご入浴時間■ 16時〜23時   朝風呂:6時〜8時

姫の湯


その他の施設

御宴会場「扇」

団体様にも対応できる、90畳の大広間です。

御食事処「花あかり」

当館のスタッフが四季のお料理を丁寧にご説明しつつ、やわらかな灯りの中でお食事をお召し上がりいただきます。


ライブラリー&喫茶「六地蔵」

シックでモダンな雰囲気の喫茶は、ホッとやすらぐ空間。戸隠の美味しい水で入れるコーヒーやカクテルをどうぞ。本棚の中でお気に召した本がございましたら お部屋にお持ちいただいて結構です。

売店「紅」

風味・歯ごたえ共に絶品の戸隠そばをはじめ、そば茶・そば菓子・お漬物など戸隠の名産物を販売しております。中でも当館オリジナルの「深山にんにく」の瓶 詰めは、他では味わうことのできないおすすめのお土産としてご好評をいただいております。


画家・本庄基晃先生
辻旅館の名物キャラクター
六地蔵



館内の六地蔵は、戸隠在住の画家・本庄基晃先生が 辻旅館のために描き下ろして下さった作品です。


本庄基晃先生プロフィール

昭和13年(1938)

北海道岩内町に生まれ、5才で長野県松本市に来られる。

昭和25年 (1950)

第3回長野県美術展に史上最年少で入選。

昭和30年(1955)

第8回長野県美術展にて信州美術会賞を受賞し、会員に推挙される。

昭和32年(1957)

東京芸術大学に入学。読売アンデパンダン展、行動 美術展に出品。

昭和34年(1959)

眼球結核により失明。

昭和36年(1961)

奇跡的に片眼だけ回復、再び絵筆を握る。

昭和37年(1962)

創作のため に各地を放浪する。

昭和45年(1970)

長野市に居を定める。

昭和49年(1974)

長野県の森美術館で個展。この頃より野の石仏の魅力に惹かれ石仏を画く。

昭和60年(1985)

居を長野県戸隠村に移す。

平成元年(1989)

ロサンゼルス東洋美術館にて個展開催、国際情報社より画集「眼月」を出版。

平成2年(1990)

講談社より画集出版。

平成6年(1994)

全米12ヶ所に及ぶ作品展をニューヨークを皮切りに開催、「本庄基晃墨彩画集」を出版。

現在

日本各地、ヨーロッパ各地にて個展を数多く開催。戸隠在住。