鬼無里のご紹介

奥裾花自然園の水芭蕉大群落


日本一の大群落!

裾花川の源流、ブナ原生林におおわれた奥裾花は、草花や野鳥の宝庫。なかでも今池の水芭蕉は有名で、雪解けの5月中旬には81万株もの純白の花をほころばせます。また、この時期は、ブナの原生林が一斉に芽吹き、コブシやタムシバ、オオカメノキが白い花弁を広げ、足下ではスミレやオオイワカガミ等が小さな花を咲かせます。モリアオガエル(天然記念物)・ゴジュウカラ・フクロウ・オオルリ・アオゲラ・アカショウビン・ノスリ・猿等に出会えるかもしれません。     秋・・・奥裾花渓谷の秋葉紅葉は大自然の営みのすばらしさ感じさせてくれます。         

松巌寺


鬼女紅葉のお墓があります

元和元年(1615)、村人は寺を建て、小岩獄村(現穂高町)より松巌芳祝禅師を迎え、師の名をいただいて松巌寺としました。境内には鬼女紅葉のお墓や紅葉の家来のお墓があります。本堂の格天井一面には、児玉果亭の高弟藤原紫僊が描いた花鳥画がはめられています。 また、鬼無里地区の木食仏と鬼女紅葉伝説がわかりやすく解説されています。

白髯神社


国の重要文化財

天武天皇鬼無里遷都計画で、鬼門の守護として創立したと伝えられています。本殿は室町時代の建造。また、木曽義仲も北陸進出の際、先勝祈願したと伝えられています。

鬼無里ふるさと資料館


山国文化伝承館・歴史民俗資料館

鬼無里の地質や歴史に関する資料を展示する歴史民俗資料館。山国文化伝承館には、かつて祇園祭で盛大に曳き出された4台の屋台が展示されています。宮彫りの巨匠北村喜代松の作で、特に精巧・華麗な彫刻が圧巻です。

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Tel:026-256-2007

古満寿屋ギャラリーその3



【鬼無里の伝説】
《伝説》
〇「鬼女紅葉伝説(きじょ・・)」
村人にとっては「鬼女」ではなく、「貴女紅葉」として慕われていたそうです。
〇「一夜山の鬼(いちやさん・)」
〇「木曽殿伝説(きそどの・)」
木曽義仲は、北陸進行の際、岩屋(木曽殿アブキ)に兵馬300騎を休めて野営し、その際、土倉の薬師堂に合祀して武運を祈ったとのことです。

〇「舟繋ぎの樹(ふなつぎ・・)」
〇「岩下の機織石(・はたおり)」
〇「夫婦石(めおといし)」等

谷の都と言われる由来
〇地名等
 ・西京(にしきょう)
 ・東京(ひがしきょう)
 ・春日神社〈社〉
 ・加茂神社〈社〉
 ・二条、三条、四条、五条
◎「鬼女紅葉」の紅葉が都を偲んで名を付けたとも。
◎白鳳時代、天武天皇が遷都を計画し、信濃に遣わされた三野王(みぬのおう)、小錦下采女臣築羅(・うねめのおみつくら)ら一行が鬼無里に赴いた時付けたという伝承も。