平成１７年４月５日（火）　快晴暖かし　曇り　−東海第２STAGE　START−

一年４か月ぶりのテクテク。長野１５時５０分、可児駅１８時５８分。駅前からホテルを探しながら歩きだす。２〜３分で小さな川を渡る。駅を出ると家なく、暗い道。懐電が欲しいくらい。それから５分程あるくとやっとビルが出てきて、街らしくなる。直ぐ今夜の宿、パークホテル可児が見つかる。フロントで直ぐ、中山道ですか？と聞かれる。３０半ばくらいの、とても感じの良いフロントマン。「中山道ではなく、北海道から歩いてます」「中山道の方にしては装備がしっかりしていると思いました」「私の弟は自転車で各地を回っています」大きなホテルでは出来ない会話をしてしまう。風呂に入り８時少し前　食事をしに外に出る。街の中をぶらつく。ブックオフにて文庫３冊、買ってしまう。ホテルの裏にあった、スタンド割烹「紫武野」、しぶやと読ませる、にて一杯。徳利２本、アサリの酒蒸し、付け出しのワサビの葉、付け汁が美味しい、イワシのフライ上がり悪くからっと揚がっていない。合計２４２０円。ママは松本の出。隣の席に４０位の男性と水商売風な若い女性。「なんでこの街にきたの」「観光です」「なにもないけど、この街」」「じつは歩いてるんです」「変わってるね」「お金ないから、テントでも泊ります」「そういう人に限ってベンツなんかに乗ってたりして」気さくな二人。さいごに食べたコシシカリが美味しかった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月６日（水）　晴れ気温上がり暑い 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　御嵩駅〜各務原市前渡東　３０ｋｍ　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　可児市、美濃市加茂市、坂祝町、各務原市 　新可児駅６時５５分、御嵩駅７時ちょうどから歩き始める。１時間程歩き朝食のカレーパン。高山へ行く４１号線を分け、太田橋を渡り美濃加茂市に入る。太田橋交通量多いのに、歩道なくこわし。橋を渡るとすぐ川沿いにあるアスファルト舗装のジョギングコースに入る。木曽川の眺めよく気持ちの良い歩道。河川敷に竹林あり、その林に二人のおばあちゃん。「何か取れるんですか」「タケノコだけど、今年はまだあまり採れないよ」それでもビニール袋の中に、５〜６本入っている。「どこから来たの」「長野です」「どこまで行くの」「岐阜方面です」「そりや大変だ、頑張って」おばあちゃんと別れ、なを土手沿いの道。すみれの群落。土手にて昼、１時間少し休憩。 　それから少しで土手沿いの道から２１号線に戻る。木曽川沿いにドライブイン、その隣にフレッシュ・パブ「パラダイス」、その先に「女学園サロン」そして昇り旗が続く。その文面。「全て見せます」随分、過激な表現だなと、よからぬ事を想像してしまう。そして何十本か有る昇り旗の最後に「個室ビデオ」と有った。見せるのはビデオなり。 　鵜沼にて２１号と別れ県道に入る。ダブル橋の犬山橋を渡る。対岸に犬山城が見える。ゆったりとした木曽川の流れが続く。木曽川原国定公園公園で休憩。この辺りは「日本ラインロマンチック街道」。ジェット機の轟音が頻繁に聞こえて来る。近くに航空自衛隊の空港。７時４２分、浄水場の草地あり、最適なサイト。５００ｍ先にバイパスのような道路が走っているが気にならず。 　             　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月７日（木）小雨 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　各務原市前渡東〜名鉄笠松駅　９ｋｍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岐南町、笠松町 　明け方からパラパラとテントを打つ音。５時半起床。急いで濡れたテント畳む。６時には出る。バイパスのような道、信号ないので皆、スピード出している。道路離れ住宅街に入る。７時半東海北陸道の下で住宅街離れ広い道に出る。ドラックストアーの前にて缶コーヒー。相変わらず小雨、上がらず。名岐バイパス越え、笠松競馬場前の漫画喫茶の駐車場で休憩。足裏に豆できる。水膨れ。テープ張るがはがれてしまう。靴下ビショビショ。喫茶店のおじさん「だいじょうぶですか」と声かけてくれる。「何か有りますか」「テープ有ります、ありがとうございます」目の前に馬の横断歩道あり。雨上がらず。豆痛し。今回はここまで。名鉄笠松駅より名古屋。万博のポスターあり。バスターミナルから万博へ。１１：３０〜５：００万博会場。映像ばかりで少しも良くなし。一番人気のマンモス、、３０分待ちで見る。頭と牙のみ、夢もロマンも感じず。最終の信濃に乗り、長野へ。

年度	月日	出発地	宿泊地	距離	天気
平成17年	4月5日		可児パークホテル
	6日	御嶽駅	各務原市テント	30ｋｍ	晴れ
	7日	各務原市	笠松駅	9ｋｍ	小雨
			計39ｋｍ
			宗谷岬より1672ｋｍ