平成18年6月3日(土) 曇り   −近畿STAGE START 

               西舞鶴〜東雲〜丹後由良〜由良海岸〜森鴎外公園 17km
                              舞鶴市・宮津市

 長野から一番のしなので名古屋、京都、西舞鶴12:54.
 駅からすぐの舞鶴公園に行く。田辺城址になっている。明治以前舞鶴の地名は田辺だった。和歌山にも田辺という所あり変えた。隣が今は小学校の明倫館。舞鶴は「岸壁の母」で有名。それと「肉じゃが発祥の地」でもある。

                  

大手交差点にある「カレ−壱番館」でフイッユ・カレ−食べる。四所駅手前から市街地はなれ登り。タンゴ鉄道を跨線橋で超え、国道離れ県道56号に入る。少しの登りもすぐ下りとなり、遠くに由良川見えてくる。安寿姫塚入口にて休憩。

                

この先から暫く道、狭くなる。しかし車はほとんど通らず。八雲橋渡り、国道に戻るか、このまま行くか思案。地図にはこの先、橋なし。看板には岩菅橋というのが書いてあるのだが、不安。しかしそれを信じ進む。東雲駅通過してもそれらしい橋見られず。遠くに由良川を渡るタンゴ鉄道の陸橋しか見えない。不安なり。嫌な予感。神崎駅も過ぎてしまう。。畑で作業中のおじさんがいた。「すいません、この先橋はありませんか」「車の通れる橋はないけど、鉄道の橋を渡れるよ」「ちゃんと手摺なんか付いてますか」「大丈夫だよ」「僕、高い所ダメなんです」「あんた男だろ」そう言われてもダメなものはダメ。でもなんとか向こう岸には行けそう。畑の中を横きると直ぐに鉄道橋。たしかに線路の横を人が歩けるようになってはいる。細いが鉄の手摺も付いている。でもアミ目の鉄板で下が見える。線路との間はほとんどなし。電車が来たらどうなるの。来ない事を祈りながら、おそるおそるアミ目の上に一歩を踏み出す。とうとうと流れる由良川。モ−タ−ボ−ト、ウインドサ−フイン、海は直ぐそこ。700mを一気に渡る。渡り終え少ししたらチンコンカンと信号音。カメラを持ち、線路に戻る。かなりの強風を感じる。丹後由良駅にて食料品店さがすがなし。国道沿いのス−パ−にしがきで買い物。西由良公園の砂浜を通り抜ける。公園はキャンプ禁止。その隣の森鴎外公園のトイレの裏にテントはる。風よけの為。   

     

         

                         6月4日(日) 薄曇り
            由良海岸〜宮津〜天橋立〜野田川〜水戸谷峠〜京丹後市 23km
                          宮津市・野田川町・京丹後市

 起床5時。太陽が赤く染まっている。日本海は夕日のイメ−ジだったが朝日も素晴らしい。

30分スタ−ト。あまり眠れなかったが、眠気はなし。サイト出てすぐに栗田湾を見下ろす眺めの良い道。絶景なり。

日曜の為か釣りの小舟、それも一人乗りのボ−トが多い。道端の空き地に必ず駐車の車。そのガケ下を見ると磯の岩場に釣り人。「マダイの稚魚は放流して」という看板。道路から海面まではかなりあるのだが、水の綺麗さが分かるようだ。中の岩が見える。海上レストラン双子岩過ぎ、バイパス。歩行禁止で栗田線に入る。 栗田トンネル歩道なし。側溝のフタの上を歩く。580mと短いので問題なし。宮津市街少し通り、西宮津大橋から海沿いの遊歩道に。松林、ハマナス。橋立の手前は運河と旅館の間の道。旅館、土産店、観光客、ウジャウジャ。さすが日本三景。他の二景は。美保の松原、松島。小さな橋を渡り、橋立に。

3、6kmの散歩道。観光客もまばらとなる。歩く人は少な伊野だ。リフトにのり笠松公園。またここは人の波。しかし絶景なり。股のぞきをしてみる。

         


 公園下のバス停から伊根へ。舟小屋群が対岸に見える。観光客ほとんど以内。釣り人数人。もっと観光地化していると思ったので以外なり。土産物屋も食堂もなし。静な漁村の風景なり。NHKの「ええにょぼ」の舞台になった所。

与謝荘という民宿がやっているレストランに入る。舟小屋を上手く使い、窓から対岸の舟小屋が見えるオシャレな作り。焼き魚定食800円。アジの開き、小イカとふきの煮物、青菜のごま和え、それに小うどん付。薄味の開きが絶品。頭まで食べてしまう。


 伊根の町は道幅狭くすれ違い困難。バスのため先導車あり。橋立に戻り、歩きだす。
須津大橋先のコンビニで今夜の食料。野田川駅の手前から県道に。野田川駅過ぎ緩い登り。となり山に入る。水戸谷峠ロ−ド・パ−クから下り畑の中にテントはる。7時も近い。
国道近く心配したが、8時過ぎたら車の通り少なくなる。その変わりカエルがうるさい。

      
          

                        6月5日(月) 薄曇り
                  京丹後市大宮〜比治山トンネル〜久美浜  28km
                              京丹後市

 起床5:00 心配したカエルの合唱、9時過ぎたらピタッと鳴きやみ、車も少なくなり眠れる。30分歩き線路沿いの県道に。

一万石の大宮城があった丹後大宮。チョト古い町並みあり。看板は呉服店だが洋品店があいそうな中村呉服店。

朝まだ早い6時半というこの時間から沖縄のエイサ−が店内から聞こえてくる。派手な装飾。面白いが、前の家の人うるさくないのかな。家並みとぎれ田園風景に変わる。少し先に峰山の市街地なのか建物群が見えてくる。コンビニ入り買い物。自転車の女性に声かけられる。「どちらまで」「今日は久美浜です」「わたしも全国歩いてます」「北海道も行きました」「同じような人に逢えてとても嬉しいです」美容院をやってる西山さんでした。
 五箇地区に入るとカッタン、カッタンと織機の音。ここ峰山の名産は丹後縮緬。山に囲まれたのどかな田園風景。陽が射してきたが風あり心地良い。比治山トンネル通り、佐野地区へ。集落出てくる。ス−パ−でお握り買い昼食。竹林が多い。久美浜中央公園、久美浜高校。ゆかりに電話。確かこの辺りが千葉のお母さんの実家。永留地区。近いらしい。 久美浜有線放送の車止まりインタビュ−。小さな峠を二つ越える。この先に海、という感じ。駅の近くに神谷神社。
 小学生がゴミ拾い。「毎日ゴミ拾いしてるの」「ウウン、1年に一回」「久美浜だもね、きれいにしないとね」。明治時代の久美山県の庁舎がモデルの久美浜駅。

なかなか風情あり。駅の回り何もなし。販売機さえも。千葉のお母さんが言っていたとうりなり。でもそれが良い。20年程前までJRにいて、つい最近この久美浜に戻ってきた駅長さん。列車が着く事にホ−ムに出て、乗客に話しかけている。普通列車で京都まで行くと話したら、それは優雅ですね、と言ってくれた。
 宮津、福知山、園部、京都。夜行バスで長野。             

年度  

月日

出発地 

宿泊地 

距離 

天気 

18年

6月3日

西舞鶴

由良海岸森鴎外公園・テント

17km

曇り

 

  4日   

由良海岸

丹後大宮畑の中・テント

23km

曇り

 

  5日

丹後大宮

久美浜駅

28km

曇り

 

 

 

計68km

 

 

 

 

 

宗谷岬より2009km