坊村〜中村〜峰床山〜花背〜能見口・堰源小(休校中) 17km 下りだして直ぐクリタケのはえた切り株あり。林道横きり、急な下りとなる。落ち葉にかくれ、道が非常に分かりにくい。あまり歩かれていないよう。1時間ほどで野鳥の森散策路。道幅広いのだが、これもかなり荒れている。作ったのだが利用者なしで荒れてしまったのか。清水寺の舞台のモデルという峰定寺を過ぎ、少し先に摘み草料理で名高い「美山荘」。こんな辺鄙な、それこそ何もない所に有ったとは、驚きなり。
美山荘の直ぐ先に似たような、山菜を売り、一日−組のお客という宿。食事だけもあり。40分でバス停大悲口。能見口4:00.休校中の小学校の軒先にテントはる。6時頃より雨がふりだし、そのうち本降り。夕食オデン、パック御飯。採ってきたクリタケ。お腹いっぱい。7:00気温9度。
11月12日(土) 小雨後曇り
モミジ、柿の木、せせらぎ。古い民家。京都からのバスもここまで。何軒かの家はあるが人気なし。霧雨上がらず。緩い登りが峠まで続く。晴れていれば壮快な道なり。峠に石室、中に神社。10数人のシルバ−登山者が休憩中。 芦生へ下るとのこと。犬連れなり。一時間ほどはつづらおりの下り、それも過ぎ河原沿いの緩い下りとなる。佐さ里から道ひろくなり、集落ポツポツ。4人の高校生と擦れ違う。「こんにちわ」と元気な声「珍しいね、こんな山の中に若い人がいるなんて」「この直ぐ下に学校が有るんです」。それからすぐに、美山高校第二寮。ログハウス風の可愛い建物なり。美山高校はその下。いかにも山の中の分校という感じ。でも分校ではないのです。 11月13日(日) 霧のち曇り キャンプ場から十分ほどで、北村かやぶきの里。29戸の茅葺き、そのうち19世紀からのものが18戸。カメラの団体10人位。そのうちいなくなる。看板なし。土産物やなし。食べ物屋なし。実にまとまって茅葺きの民家がある。30分もあれば回ってしまいそう。シンプルなり。広河原で感じた事、でも何だか分からなかった事が今、分かった。何が良いのか。それはシンプルなり。無駄な物が何もない。いまの日本の風景には無駄な物が多すぎる。町を美しくするには、無駄なものを無くせば良い。ただそれだけ。
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年度 |
月日 |
出発地 |
宿泊地 |
距離 |
天気 |
平成17年 |
11月11日 |
坊村 |
京都市能見口・堰原小・テント |
17km |
曇りのち雨 |
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12日 |
能見口 |
美山町自然文化村・テント |
30km |
小雨のち曇り |
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13日 |
文化村 |
美山町静原 |
12km |
霧のち曇り |
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計59km |
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宗谷岬より1889km
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